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    いけばな

    2015'01.05 (月)

    謹賀新年

    お正月の自由花(拙作)初春のお慶びを申し上げます。
    健康で、安全で、平穏な1年でありますように。
    皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。


    12月26日にお正月の花のお稽古をしました。
    私も生徒と一緒に初心に戻り、
    基本的な花材の取り合わせが、
    かえって新鮮で楽しかったです。
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    いけばな

    2014'01.31 (金)

    近くで見ても遠くで見ても美しい人

    バラの立花新風体生け花の記事を最近書いていないので、
    1月の最後はこれでしめましょう。
    古い写真ですみませんが、
    京都のいけ花研修所での実技作品で、
    立花新風体という形式です。

    本来の研修期日は秋だったのですが、
    その時は仕事の都合で出席できず、
    クラス変更申請して冬に受講しました。
    まわりにクラスメートがいない、
    とても心細い状況でした。
    幸い、担当教授がとても気さくな方だったので、(その後何度かお会いしています→
    おかげで明るい新風体を生けられたのではないかな~と思います。
    「緊張感と春の予感を感じる」と評価をいただきました。嬉しかったです。

    バラの立花新風体人間ですから、いけるときの気分は
    作品にとても影響します。
    それは作品を見る人にも言えることですね。
    楽しいことがあった人には、花は微笑んで見え、
    悲しいことがあった人には、
    花が泣いているように見えるでしょう。

    ところで、その時人は、
    花をどの位置から見ているでしょうか。
    1枚目の写真は、
    あえてアングルを近く、狭くしました。
    見比べてみてください。


    通常生け花の写真を撮るときは、2枚目のように、全体が写るように撮りますよね。
    床の間の生け花であれば、床縁から50cmくらい離れた畳の上に正座して拝見するもの。
    香りを嗅ぐほど顔を近づけて覗き込むのは、ほんとうは不作法に当たります。
    でも実際の環境では、1枚目のように、近い位置から見ることも多いのではないでしょうか。
    近くで見ても遠くで見ても、枝の重なりや花材の陰影が美しいハーモニーを奏でている、
    そんな花を生けられたら、素晴らしいことと思います。
    そして、
    (物理的視点、精神的視点の両方で)
    近くで見ても遠くで見ても美しい人に、なりたいですね。
    (ちょっと飛躍しすぎかな?)
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    いけばな

    2012'03.16 (金)

    お彼岸の花

    石化柳と小菊の生花ぼちぼち、良い季節になりそうですね。
    皆さんお彼岸にはお墓参りをされますか?
    掃除道具とお線香、お供えのおはぎとお花。
    スーパーのチラシでも小菊を中心とした
    500円位の仏花を見かけるようになりました。

    池坊いけばなも、そもそもは
    「仏前の供華(ブツゼンノクゲ)」です。
    聖徳太子の護持仏を、小野妹子が
    出家してお守りしたのが池坊の開祖。
    毎朝お花を手向けてお祈りをしたのです。
    その後、室町時代に他の文化とともに発展し、
    安土桃山時代には座敷飾りとして隆盛を極め、
    江戸時代に様式が整い、現代に続いています。

    「仏前の供華」とは、仏様に供える花のこと。
    仏壇や仏像の前にある、金色の蓮の造花が、仏前の供華です。仏前の供華
    生々流転や大宇宙を表現する形に作られています。
    お彼岸が近づくと、花屋さんの店頭でよく目にする、
    小菊を中心としたミックス花束。あれも仏前の供華用。
    多くの日本仏教では、亡くなった方はみんな尊い仏様になるから
    尊敬の念を込めてお花を差し上げるのが「仏前の供華」です。スーパーの仏花

    だから、ゴムで束ねたままバサッと挿し込んじゃダメですよ。
    ご先祖様のお顔を思い浮かべながら、1本1本丁寧に、
    花立てに挿し入れてください。そして1本は、
    向こうから見て美しいように挿してあげてください。

    私の花の師匠の随想録から引用。
    「農家の方から『仏様に』と菊の花をいただいた。
     ハッと心に深く響いた。
     若い頃、弟子の失敗作を手直ししながら
     『これではお墓の花のようです』
     何気なくそんな表現をした私は、何と軽率であったろうか。」

    このちょっと前に、師匠はお母様を亡くされています。

    仙人のような師匠でさえ、そういう若いときがあったのですから、
    凡人の私が、お墓参りの花にいつも心を込めていた 
    わけがありません。 でも、今は意識しています。
    お彼岸だからただ習慣としてお墓参りするのと、
    具体的な亡き人を偲ぶ大切な日として準備するのとでは、
    同じ花でも、お供えのおはぎでも、意味は天と地ほど違うのです。

    さて、また長くなっちゃったので、手短かにトップのいけばな写真の説明を。
    石化柳(セッカヤナギ)に小菊の生花二種生。
    秋から春まで稽古でよくいける花材です。
    取り合わせとしては初心者向きのものですが、生花別伝の上段流(真流)で
    花留めに配りを使用したので、中級者向けの花形になっています。
    前々回の、猫柳にチューリップの生花より、
    同じ柳でも、ちょっぴり大人びた雰囲気が伝わるでしょうか。
    2月28日の記事「猫柳」
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    いけばな

    2012'02.28 (火)

    猫柳(ネコヤナギ)

    生花二種生 柳にチューリップ「猫柳(ネコヤナギ)」
    なんてかわいい響きなんでしょう。
    「柳」に「猫」がついてるんだょっ!
    ふわふわモコモコでナヨナヨなんだょっ!!
    と一人で盛り上がっている、おはなです。

    写真のいけばなは(例によって)
    京都の研修所での作品です。
    生花二種生、猫柳にチューリップ。
    両方、我が家の畑から調達しました。
    「柳にチューリップ」とか、
    「柳に菜の花」という取り合わせは、
    先生が初心者向けに用意してくださる
    代表的な春の花材の組み合わせです。
    今の季節、どこの花屋さんでも手に入ります。

    こんな初心者向きの花材を、わざわざ、
    自分の畑から京都まで細心の注意で運び、
    お家元の偉い教授にご指導願うなんて、
    ばかみたいと思うでしょう?

    これは私の小さな賭けでした。
    「決して初心を忘れませんよ」
    そういう決意をアピールする、花材の選択です。
    当日の担当教授のお人柄を頼んでの挑戦。
    果たしてその意図は教授の心に届いたでしょうか。
    物言わぬ花が、心を伝える第2言語になり得る?

    いけばなの稽古場では、こういう無言の掛け合いがよくあります。
    すでに一度習ったことのある、枝の振り出し方、花を添える角度を、
    先生の手直しを見越して、わざと違う方に挿しておいたり。
    先生が笑いながらその花を捻って見せてくださると、皆もニヤニヤ了解するのです。
    「あれあれ、おぼえてるよね?」「はいはい、おぼえていますよ♡」
    の無言のキャッチボール。余白や行間を楽しむ日本文化の粋。
    こういうの好かない人は、通り過ごしてもらってかまわないですが。
    でもね、せっかく日本人に生まれたんだから…と私は思うのです。

    もちろん、将来、おはなクラブの会員さんに、
    いきなりこういう高度(?)な師弟関係を求めたりはしませんよ。
    私の考えているおはなクラブは、なによりまず、楽しいのが身上です。
    花は心を癒し、励まし、勇気付けてくれます。
    今日仕事で疲れてるあの子、会社で叱られたらしいこの人、
    良い事があってうきうきしているお姉さん、心配事で顔が曇ってるお母さん。
    それぞれの心に寄り添う、花の姿形(スガタカタチ)を、
    その人が自分で生けられるように、私がお手伝いしたいのです。
    そうして、みんなが笑顔になって帰ってくれたら嬉しいなあ。

    前回の記事で、私はかなりへこたれていました。
    みなさんはやさしい!私は嬉しい!
    たくさん、たくさん、コメントありがとうございました。
    おかげさまで、もう大丈夫です。たぶん。
    またダメになったら、ここで助けてくださいね~

    さて、くだんの担当教授ですが。
    手直しの順番が廻って来ると、鋏を持って私のこの作品の前に腰掛けられました。
    しげしげと眺め、私の師匠のことをあれやこれや褒め始め、20分ほど話された後、
    この作品には一度も手を触れず、次の人の席へ移られました。
    みなさんは、これを、どう受とりますか?
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