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    いけばな

    2012'10.05 (金)

    立花新風体 つるうめもどき

    立花新風体 つるうめもどき
    写真は、京都のいけばな研修所の最後の年の秋の作品です。
    自分の作品の写真をブログに載せ、つたない屁理屈を書き付けて、
    いけ花に対する思慕のはけ口として、こんな手慰みを1年以上続けてきました。
    それを美しいと言ってわざわざPCを開いて見に来てくださる方がいて、
    実物はもっと美しいだろうと言ってくださる方までいて。
    なんて幸せなこと、ありがたいことです!
    初めていただいたコメントも、いけ花の記事を載せた時だったように覚えています。

    先月、先生からお誘いのあった花展出瓶について、私は1ヶ月間も迷っていました。
    迷っている様子 → 9月7日の記事「ハスの生花新風体」
    ①一番大きなネックは体力の問題。
     今の私は難病を抱えているので、周りに少なからず負担を掛けてしまいそうです。
    ②身体が弱っているとそれなりの花しかいけられないから、機会がもったいない。
     それは取り越し苦労ではなく、経験から学んだ現実です。
    ③どちらかと言えば、今は自分がいけるより人に教えたい。
     ただこれはもう、会員さんが来てくれなければ始まらないこと。
     地理的不利も、不景気の向かい風も、広報活動における体力的弱点も、
     神様のお情けにすがるしかありません。(笑)

    1ヶ月じっくり考えた結果です。
    ①この次のチャンスはもう来ないかもしれない。
    ②写真はいけ花作品のすべてを写してはいない。実物に勝るものはない。
     草花の生気、作品の奥行き、当日の気候など。
     カメラが写し撮れない部分に、重要な要素がいっぱい詰まっています。
    ③主役は自分ではない。いけ花は「自分が何をいけたいか」以上に、
     「見る人に何をいけて差し上げたいか」が大切な、おもてなしの文化であること。

    出瓶することに決めました。
    いただいた温かい励ましに、心から感謝いたします。
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    23:00  |  コメント(18)  |  トップへ  |  EDIT
    いけばな

    2011'08.23 (火)

    ブロッコリーの湖

    ブロッコリーの湖こんなのは、いかがでしょうか。
    「ブロッコリーの湖」 自由花(拙作)です。

    あれ、この花器、前にも見たよ。
    はい、お気に入りだから、
    何度でも登場しますよ
    6月1日の記事「青いガラスの花器」
    これは、花器からの発想で、
    風を吹かせた立花新風体の作品。
    7月1日の記事「梅雨明けを待つ自由花」
    これは、童謡「あめふりくまのこ」の
    メルヘンの世界を表現した作品。

    ふたつの作品はどちらかと言うと動の作品。対して、今回は静の作品です。
    深い森の奥の、湖に1頭の白い馬。
    って言ったら、東山 魁夷。今回あえてその絵を見ずに、
    昔その絵を見たときの感動をたよりに、この自由花を制作しました。
    宮崎アニメ「もののけ姫」のシシ神様の棲む沼のイメージも少し入ってるかな。
    ブルーシャトーのメロディーも入っているかも…。

    食べたものが人間の身体の細胞を1個1個作っていくように、
    昔、夢中で読んだ本とか、印象に残った絵画、音楽、映画、
    心に焼きついたそういうものが、私の中から染み出てきて作品になります。
    だから、個性なんてものは、わざと創らなくても良いんです。
    勝手に染み出てきますからね。誰だっていっぱい持ってるんですよ。

    小学生のとき、私は図工の成績がひどかったです。
    白い大きなニワトリが気に入って、絵を描いて、トイレに行って帰ってきたら、
    白いニワトリは、汚い、汚い茶色に塗り替えられていました。
    びっくりしてみんなに聞いたら、先生がやったって言うんです。
    おくてで無口だった私は、何も反論できなかったけど、今だったらはっきり言える。
    「私は、茶色ではなくて、白いニワトリを描いたんです。」って。
    その頃(の文部省方針?先生の資質?)は、個性重視と言いながら、
    流行のピカソの真似を強制する、ホントに不思議な学校環境でした。

    個性はたとえ縛っても、おのずと染み出てきます。
    それを表現する手段としての技法、知識はしっかり学ばなければなりません。
    でもそれはあくまで手段です。先生が教えられるのは、そこまで。
    「いけばなも、一生懸命理論を勉強しているうちは青二才。
     作品に人生経験が生かされなければ本物じゃない。
     年を取らなければ花は生からない。」と先生がおっしゃっていたのが、
    稽古に行けなくなってから、少しわかって来たような、気がしています。
    きっと、病気によるブランクも、無駄じゃなかったと思えるときが、くるのでしょうね。

    パソコンが壊れたので、明日からしばらく修理に出します。
    できるだけ、ブログ更新は携帯からしますので、引き続き、応援よろしくお願いします!!
    いただいたコメントは読むことはできますが、たぶん返信ができません。
    みなさまのブログにも、お邪魔する事ができません。
    後で、まとめて拝読させていただきますね。すみません。

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