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    いけばな

    2013'02.12 (火)

    椿の自由花(支部花展作品)

    椿の自由花春は名のみの風の寒さよ~♪
    というか、まだまだ真冬ですよねぇ。
    おはなは、寒いのが大の苦手。(暑いのもね)
    ですが、小鳥たちは春を感じているらしく、
    やっと咲きはじめた梅の小枝で、
    ちっちっちって、かわいい声で歌っています。
    近辺の山にも、真っ赤な美しいヤブ椿が
    ほろりほろりと、ほころび始めたところです。

    毎年、椿を見ると思い出す、いけばな作品。
    かなり前の、支部花展出瓶作品(拙作)です。
    写真を眺めていると、花材調達や制作の苦労を
    昨日のことのように思い出します。

    だって見てくださいよ、たったこれだけの作品を生けるために、用意した花材は、

    椿の自由花(花材) こ、この量ですよ!

     ツバキ 白 20本
     グロリオーサ 赤 20本
     アナナス 赤 6鉢
     チョコレートコスモス 黒 4鉢




    田舎では、花屋さんに花材の別注をするには、最小単位が20本でしたから。
    師匠は都会にお住まいで、私のその苦労はまったくご存じなくて、
    「ああ、ここに○○の花があるといいね。」と、いとも簡単におっしゃるのです。
    それをがんばって次の稽古までに用意しても、師匠のダメ出し何十回受けたことか。
    で、大枚はたいて用意したその花材は、他の人の作品に流用されちゃうのですよね。
    思い出してもため息が出ちゃうわ。
    それでもなお、ついて行きたいと思う、すてきな師匠だったんですけどね。
    若いときに、没頭できるものがあるのは幸せなことです。

    椿の自由花(おまけ) おまけの写真。
     元気いっぱい、情熱いっぱい。
     いっぱいいっぱい(笑)だった頃を思い出すなぁ。
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    2012'09.07 (金)

    ハスの生花新風体

    ユーチャリスの生花新風体蛇池前々回の追記で、蛇池の蓮の写真を載せましたよね。
    蛇池は、とても美しくて、大好きな場所。
    昨年の記事でも何度か登場したところです。
    平成23年7月13日の記事「はす 花展の花」
    平成23年7月15日の記事「ロータス タイフーン」
    平成23年7月21日の記事「はす 花展の花 制作過程」
    蛇池蛇池は、かなり広くて深い、農業用水池です。
    アオダイショウやら、ウシガエルやら、
    仲ちゃんが子どもの時に見た「あいつ」の
    お友達もいっぱい、ここにはまだ居るようです。
    ここで収穫した蓮の花と葉をたっぷり使い、
    私の所属する華道会支部の花展に、
    かつて、蓮の自由花を出瓶しました。ユーチャリスの生花新風体

    花展終了後 ちょっと時間があり 
    花材の残り物もたくさんあり 
    出番の無かった予備の花器もあり 
    当時は私自身もまだ元気いっぱいでした。 
    目的も無く、遊び心とその場の勢いだけで、
    生花新風体(ショウカシンプウタイ)をいけました。

    花展の熱気と興奮の 余韻が漂い 
    今見ると(下手なりに)気合の入った作品だと、
    我ながら思うのです。
    生花新風体は、いける人の「気」が勝負の花。
    「気」は元気の気、鋭気の気、気力の気、
    そして気力の源は、やはり体力です。
    難病で体力の落ちてしまった私に、今、どれだけ
    魅力的な花がいけられるでしょうか。
    花展出瓶のお誘いを受けて、迷っています。
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    2012'06.19 (火)

    フラワーカクテル(自由花)

    フラワーカクテルもしかしたら
    「きれい」と「おいしい」は
    限りなく近いのかもしれない。
    「楽しい」と「嬉しい」だって
    大差無いような気がする。

    おいしいものを見て不愉快になる人は
    めったにいないだろうから、
    より多くの人に愉快な気分に
    なってもらうには、おいしそうなものを
    並べて見せるのが、手っ取り早い。

    という理念で、京都の研修所でこんな花をいけました。暑い季節でしたから。
    アクリルアイスをたくさん入れて、冷たくておいしそうな感じに仕上げました。
    これ、フラワーアレンジメントではありませんよ。れっきとした生け花です。(笑)
    生け花をまだよく知らない人に、上手く説明するのがなかなか難しいのですけど、
    池坊の生け花には、こういうのもあるんです。自由花(フラワーアート)と言います。
    自由花は規矩やルールが無く自由な花。そして花を生かしてあれば、生け花です。
    ただし造形作品は、見た人の心を なにがしか ゆり動かしてこそ意味のあるもの。
    例えば前衛芸術であれば、見て嫌悪感を感じるのもひとつの効果ですが、
    生け花芸術は、できれば快い感動で、多くの人の共感を得たいものです。

    この花がどこかのカウンターの隅にでも置いてあって、だれかの目に触れたとき
     ちょっと涼しく感じてもらえたなら。
     待ち時間を少しでも、短く感じてくれたなら。
     汗が引いて、おなかがキュウと鳴ったなら。
    それで作者冥利に尽きる言うもの。題名も能書きも名札も不要です。
    どうでしょう、これをあなたの傍に置きたいと、感じていただけたでしょうか?

    関連記事:
    7月の花 7月の花
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    2012'05.30 (水)

    オクラレルカという植物

    生花三種生 オクラレルカ初夏の生花三種生です。
    緑色がきれいなオクラレルカ 
    涼しげな縞フトイ 赤いヘリコニア 
    京都のいけばな研修所での初期の作品。

    午前中の講義で先生は、植物の出生と
    植物の持つイメージの話をされました。
    「大きいものには小さいものを取り合わせ、
     強い木には風の吹くような草を添える。
     何に何をあわせるかに、思いを込める。
     オクラレルカは水の中に生えていると
     普通、皆さん思っているでしょう?
     私がいけばな講師としてアメリカへ行った時、
     ホテルの庭にオクラレルカが生えていました。
     普通の芝生の脇に、水の無いところに
     オクラレルカは生えていました。
     でも、イメージ的には水生植物ですよね。」

    午後の実技のテーマは「思いを込めて三種生を生ける」でした。
    私は、オクラレルカを生けました。できるだけ水面を大きく見せる花器を選び、
    水生イメージの草2種類を取り合わせ、オクラレルカの葉にたっぷり霧を吹きました。
    私が先生の話を忘れちゃったからそんなことをしたのか。
    それとも、オクラレルカは本当は陸物だという先生に対して、
    水物のイメージを貫いてやろうと果敢に挑んだのか。(笑)
    今となってはもう思い出せませんが、
    とにかく、私はオクラレルカを水生感たっぷりに生けあげました。そして先生は
    お手直しの際、「なるほど。完全に水物だね。」とおっしゃって笑いました。

    多くの人が水辺に生えていると思いこんでいるオクラレルカを
    本当に水辺に生えているのように生けて、
    それを見た多くの人が納得できるなら、それはそれで良し。
    先入観や思い込みに基づく表現であっても、(たとえ事実に反していても)
    見る人の腑に落ちて心地良いのなら、ありではないでしょうか。
    いけばなは、そういう世界だと私は考えます。
    植物の命名の由来も、けっこうイメージ先行なのを 前に書きましたよね。
    平成23年6月7日の記事「トルコキキョウの名前の由来」
    理論も感性もどっちも大切、人間は柔らかい生き物だから。

    そういえば、先日テレビで見たのですが、
    震災の復興支援活動をしている東北のお坊さんが、おっしゃってました。
    「『あの角を曲がると漆の木がある。』と言うと、
     聞いた人は、角が近づくにつれ痒くなるんですね。
     実際にかぶれてしまう人もいる。
     それほど人間は、感情の生きものです。
     そういうことを、感情論だと言って切り捨てるべきではない。」

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    2011'08.12 (金)

    魚道生 目に見えないもの

    生花二種魚道生(拙作)ゆっくりと体調が良くなりつつあるので、
    すっかりご無沙汰してしまった
    いけばなシリーズの再開です。

    生花二種生 株分、魚道生(拙作)
    読み方は、ショウカニシュイケ カブワケ ギョドウイケ
    男株にフトイ、女株に燕子花カキツバタ
    魚道生には一番ポピュラーな花材です。

    フトイと燕子花の間を、魚が泳いで通るのが
    見えますか?
    燕子花が、魚のひれに押されて揺れるのを
    感じていただけますか?
    それが「魚道生」です。

    文学も、書画も、総じて
    日本文化は、空間・余白を大切にしていて、
    見る人の心を夢幻に遊ばせるのが得意です。
    いけばなも、またしかり。
    植物の隙間にできた空間にこそ、実は意味がある。深い深い世界なんですね。

    明日からお盆です。
    明日になったら、ご先祖様は本家の仏壇に行ってしまうので、
    今日は、まだお墓にいる間に、お参りに行ってきました。
    きれいに掃除が行き届いていて、本家の安泰にほっとしました。
    我が家にはまだ仏様はいないので、私は、お盆のしきたりをあまり詳しく知りません。
    でもこの季節になると、母が昔話をするので、なんとなく覚えました。

    ご先祖様はあの世から馬に乗ってやって来て、牛に乗って帰るから、
    キュウリに「おが」を挿して馬を作り、ナスで牛を作る。
    あの世から来る道中で汚れた手足を洗うための、洗面器とタオルを外に出しておく。
    お団子でお迎えして、そうめんでもてなし、
    おむすびを持たせて温泉旅行に送り出し、帰ってきたら天ぷらを食べさせる。
    と母は言うのですが、ほんとかな!?
    宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」のお湯屋みたいのが、あるのでしょうかね。

    お盆は、仏教行事に土着信仰が混ざって、摩訶不思議な文化になっていますよね。
    大自然への畏怖畏敬の念、目に見えない精霊を大切にする心と形。
    ままならない自然に運命をゆだねて米を作る、農耕民族の文化。
    ふるさとの山も川も、ずっと変わらずにあって欲しいと願います。

    見えないけど、おじいちゃん おばあちゃん、ゆっくりして行ってね。
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    2011'07.01 (金)

    梅雨明けを待つ 自由花

    梅雨明けを待つ 自由花(拙作)雷鳴と共に、大粒の雨が降り始めました。
    梅雨明け間近でしょうか。

    ♪あめふりくまのこ♪
    (クリックするとYouTubeへとびます)
    おやまに あめが ふりました
    あとから あとから ふってきて
    ちょろちょろ おがわが できました

    いたずら くまのこ かけてきて
    そうっと のぞいて みてました
    さかなが いるかと みてました

    なんにも いないと くまのこは
    おみずを ひとくち のみました
    おててで すくって のみました

    それでも どこかに いるようで
    もいちど のぞいて みてました
    さかなを まちまち みてました

    なかなか やまない あめでした
    かさでも かぶって いましょうと
    あたまに はっぱを のせました

    NHKの「お母さんといっしょ」の思い出の歌です。
    とてもゆったりしたメロディと、空想の世界に心を遊ばせる歌詞が、とても好きです。

    子どもの頃の雨の日。
    雨傘をさして、長靴のつま先で、庭の泥に道筋をつけて、
    ちょろちょろ小川をつくって遊ぶのが大好きでした。
    だから、雨上がりはいつも風邪をひきます。
    母が知らない、私のいたずら。

    私が掘った小さな小川が、集まって小さな鉄砲水になり、小さな土砂崩れを起して、
    父の掘った側溝に土が流れ込み、詰って、庭が池になってしまったことがあります。
    父も知らない、娘のいたずら。

    そうして、川沿いの土手や、集中豪雨がいかに恐いかを、体感的に覚えました。
    今年もゲリラ豪雨の季節がやってきます。自然を侮らず、避難は早めにしましょうね。

    写真の自由花。
    花器はガラスの水盤に、アクリル製の鏡の円盤を沈めてあります。
    写真だと、水面がよく見えませんが、アクリルの小さい鏡や小さい円盤が、
    水の表面張力で浮いているのが、分かりますか?
    剣山は、透明アクリル剣山。
    いたずらくまのこが見た、雨の世界を表現しました。
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