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    いけばな

    2012'10.21 (日)

    花展のためのお稽古

    ベコニアの生花花展のためのお稽古です。でも、まだこれでは
    花に気が宿るところまでは達してませんね。
    素材も形もこれは本番のものではありません。
    遠方からお金と時間を掛けて来てくださるお客様にお見せするには、これでは迫力不足です。

    ちょっとうれしい知らせがありました。
    花展いけこみ当日は、現支部長と、
    師匠の甥御さんがついてきてくれるそうです。
    お二人とも師匠の若いときからの愛弟子で、
    姉弟子、兄弟子、と呼ぶのも憚られるほどの
    大先輩、すでに有名な先生です。鬼に金棒。
    どっちが鬼だか金棒だか、わからない。(笑)
    おまけに京都研修所時代の仲間も、手伝いに
    入ってくれると言うので、もう私は席札を持って
    突っ立っていればOKかも?(それはウソ)
    「チームおはな」の作品 みたいな感じですね。
    なんだかとっても楽しくなってきました。

    大いなる安心。
    でも、ここであぐらを掻いちゃあ女がすたる!がんばりますよォ~。
    どれだけ人を魅了するお花をいけられるか、私の一世一代のステージです。
    花展 いけこみ 出展 出瓶 いけばな いけ花 池坊 華道 お稽古 アレンジメント 花 フラワー 花器 花瓶 生花
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    いけばな

    2012'04.30 (月)

    著莪(シャガ)の花

    シャガの花畑の隅に著莪(シャガ)の花が咲きました。
    きれいな薄紫色!これは一昨年の秋、
    近くの山から取ってきて植えたもの。
    今、3株咲いていますので、どうやら
    この土地を気に入ってくれたようです。
    山の植物は土質や気候が合わないと
    1年で消えてなくなってしまいますから。

    シャガは、いけばなでよく使う花材です。
    この花と葉だけで、涼やかな生花一種生に。
    また、美しい艶のある葉を他の花材に添えると、
    作品がきゅっと締まって、たいした名脇役です。

    昭和初期の池坊の重鎮 後藤春庭先生の
    著書「四季草木の生け方 上巻」には、
    春の野山の植物でいけた、すばらしい作品図といけ方解説があり、
    著莪の生花一種生(シャガノショウカイッシュイケ)も載っています。後藤春庭著
    また、立花の大家 大島立容先生の著書「池坊立華割稽古」には、
    シャガの葉の、自然で美しい切り方が、詳しく描かれています。

    シャガの葉の切り方は、簡単に見えて、とても奥深いものです。
    私も昔、師匠から「切れない花鋏で切ると良い」と教わりましたが、
    いまだにその真髄はつかめません。
    いつかは、上手に切れる日が来るのでしょうか。
    右の写真は、立花燕子花一色にシャガを入れた私の作品。立花 燕子花一色(拙作)
    これからはシャガを山へ取りに行かなくても、畑の隅でどんどん
    増えていくでしょうから、練習が頻繁にできそうです。うれしいな。

    「先生、シャガの葉の切り方を教えてください。」
    ある時、私の師匠の兄弟子が、その上の老師に伺いました。
    老師はたいへんご機嫌よろしく、こう答えられたそうです。
    「よろしい。お弁当を持って3年通っておいでなさい。」
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    いけばな

    2011'12.22 (木)

    立花 水仙一色

    立花 水仙一色(拙作)今日、12月22日(旧暦11月28日)は冬至。
    北半球では1年で一番、昼間が短い日です。
    カボチャの煮物を食べ、
    ゆず湯につかって、健康を願いましょう。

    冬至・夏至は年により日付が変わります。
    国民の祝日である春分・秋分の日も、
    同じように日付が変わるのはご存知ですよね。
    夏至・冬至、春分・秋分は「24節気」のひとつ。
    太陽からみた地球の位置を24分割して、
    洒落た名称をつけたもの、これが24節気です。
    地球は太陽の周りを楕円軌道で回っていて、
    しかも月や金星などの引力の影響を受けたり、
    地球の1年がきっちり365日でないこともあり、
    24節気と暦の日付が多少ずれるのです。
    (これらは図にすると解りやすいのですが…。)

    24節気「陰の花 水仙に限る(インノハナ スイセンニカギル)」
    この言葉は前にもご紹介しました。
    12月7日の記事「生花一種生 水仙」
    12月16日の記事「生花一種生 水仙3本」
    さて、この「陰(イン)」とはなんでしょうか?

    まず「陰の季(インノキ)」とは、簡単に言うと、
    冬至の前後3ヶ月ずつ、6ヶ月間のことを言います。
    秋分から春分の前日(節分)までです。
    平成23年9月23日~3月19日(旧暦8月26日~2月27日)
    赤道の北側では、秋分の日から昼より夜の方が長くなります。
    春分の日から夜より昼の方が長くなります。
    つまり「陰の季」とは、1年間の中で、暗い方半分の期間のこと。

    更に「陰中の陰の季(インチュウノインノキ)」があり、
    冬至の前後1.5ヶ月ずつ、3ヶ月間のことを言います。
    立冬から立春の前日までです。
    平成23年11月8日~2月3日(旧暦10月13日~1月12日)
    ほらね!水仙が一番美しい季節とみごとに重なっているでしょう?
    「太陽が日本からもっとも遠くて寒い3ヶ月間に、
     水仙よりすてきな花が他にあるだろうか。
     (だからこの季節には水仙をたくさん飾ろう!)」
    という最上級の讃美の言葉が「陰の花 水仙に限る」の意味なのです。
    (今は寒い国から来た花々が、冬でもきれいに咲いてくれますけどね。)

    この伝書ができたのは江戸時代。日本人はみんな旧暦で生活していました。
    旧暦1月12日ころ(立春前日)を過ぎたら「残花」と呼んで、
    もう季節はずれの水仙を、あまり単独では生けません。
    と言うことは、新暦で言えば、
    2月3日ごろ(立春前日)まではいけて良いってことですよね?
    しかし新暦に変わった現在でも、1月後半になって
    水仙の一種生を盛んにいける人は、私の周りには、あまりいません。
    「陰の陰の季(1月12日ごろまで)にもっとも美しい花である」
    という伝書の文言を尊重し、
    暦が旧から新に変わっても、たとえ庭で綺麗に咲いていても、
    あえて1月後半には水仙を単独でいけないのが、ツウ。
    それは、伝承を未来につなぐ、現代華道人の心意気です。(と思います。

    写真は、一昨年の冬至の日にいけた 立花 水仙一色(拙作)。
    冬至の今日は、水仙の花をいけるに もっともふさわしい日ですよ!

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    いけばな

    2011'07.27 (水)

    燕子花の夏花

    カキツバタの夏花今日、燕子花の夏花が咲きました。
    え?燕花子の旬って、5月じゃない?

    そう、5月から6月にかけて、美しい
    花をたくさん見せてくれた、
    あの燕子花(カキツバタ)たち。
    ひとつの苞から、つぼみが次々に出てきて、
    6月には、2番花どころか
    4番花まで咲いたのもありましたよ。
    5月15日の記事「燕子花の2番花」
    その後、梅雨も終わって
    しばらくは花が休憩していました。
    燕子花のプランターを庭から畑に移して、
    お礼の肥やしをたっぷりやって、
    お芋が太るように、乾燥ぎみに管理していました。
    ところが先週、台風6号が、ゆっくりゆっくり移動して雨が長く続きましたよね。
    それで、またプランターの水位が上がり。

    たいへんだ たいへんだと咲く 燕子花

    燕子花の生態について → 5月9日の記事「生花一種生燕子花」

    立花 燕子花一色(拙作)燕子花の夏花は春花のように、
    すくすくと素直な姿ではありません。
    花の茎がくねっていたり、
    葉の先がぐるぐる巻いていたり、
    とても変化があります。
    だから、生けるのが難しいけれど、
    その分おしゃれな生花になりますよ。
    また、春より葉が硬いので、
    ワイヤーを通しても切れにくく、
    立花にも向いていますね。

    写真の作品は、立花 燕子花一色(拙作)、
    盛夏の表現。先生のお宅でのお稽古です。
    春の作品の写真と比較して見ると、
    雰囲気の違いがわかりますでしょ?
    5月4日の記事「立花 燕子花一色」
    5月の燕子花が「娘盛り」なら、
    7月のかきつは「女盛り」と言ったところでしょうか。
    何度生けても飽きない、本当に魅力的な花です。

    次回は燕子花の「株分けの生花」の予定です。
    カキツバタ関連の記事を全部見るには、ここをクリックしてください
    いけばな 立花 生花 自由花 おはなクラブ 池坊 華道 稽古
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    2011'05.04 (水)

    立花 燕子花一色

    立花 燕子花一色(拙作)燕子花、嗚呼カキツバタ、杜若。
    キャーたまらん稽古行きたい~。

    仙人の弟子はまだ修行が足らないので、
    風の渡るような花を生けられませんが、
    燕子花はそれ自体が魔力を持っているようで、
    魅せられます。ふうう
    (昔の写真なのでちょっと暗いですね。)

    下の方の黄色い花はコウホネ。
    7月頃に水面から5センチくらい
    頭を出して咲くかわいい花です。
    コウホネは水揚げがよくないので、
    いけばな専用のポンプで、切り口から水を圧力注入して生けます。
    ギュッと入れると、ピュッと入って、茎や葉が水でパンパンになります。
    それ以上入れるとはじけて先から水が抜けてしまう、直前で止めるのが腕の見せ所。
    はじけたら、すぐ枯れてしまうからです。はじけなければ5日くらいもちますよ。
    空手で言う「寸止め」?アチョー
    (おはな、昔2年間空手習ってました
    よく育ったカキツバタ  花が光ってるカキツバタ
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