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    いけばな

    2012'03.16 (金)

    お彼岸の花

    石化柳と小菊の生花ぼちぼち、良い季節になりそうですね。
    皆さんお彼岸にはお墓参りをされますか?
    掃除道具とお線香、お供えのおはぎとお花。
    スーパーのチラシでも小菊を中心とした
    500円位の仏花を見かけるようになりました。

    池坊いけばなも、そもそもは
    「仏前の供華(ブツゼンノクゲ)」です。
    聖徳太子の護持仏を、小野妹子が
    出家してお守りしたのが池坊の開祖。
    毎朝お花を手向けてお祈りをしたのです。
    その後、室町時代に他の文化とともに発展し、
    安土桃山時代には座敷飾りとして隆盛を極め、
    江戸時代に様式が整い、現代に続いています。

    「仏前の供華」とは、仏様に供える花のこと。
    仏壇や仏像の前にある、金色の蓮の造花が、仏前の供華です。仏前の供華
    生々流転や大宇宙を表現する形に作られています。
    お彼岸が近づくと、花屋さんの店頭でよく目にする、
    小菊を中心としたミックス花束。あれも仏前の供華用。
    多くの日本仏教では、亡くなった方はみんな尊い仏様になるから
    尊敬の念を込めてお花を差し上げるのが「仏前の供華」です。スーパーの仏花

    だから、ゴムで束ねたままバサッと挿し込んじゃダメですよ。
    ご先祖様のお顔を思い浮かべながら、1本1本丁寧に、
    花立てに挿し入れてください。そして1本は、
    向こうから見て美しいように挿してあげてください。

    私の花の師匠の随想録から引用。
    「農家の方から『仏様に』と菊の花をいただいた。
     ハッと心に深く響いた。
     若い頃、弟子の失敗作を手直ししながら
     『これではお墓の花のようです』
     何気なくそんな表現をした私は、何と軽率であったろうか。」

    このちょっと前に、師匠はお母様を亡くされています。

    仙人のような師匠でさえ、そういう若いときがあったのですから、
    凡人の私が、お墓参りの花にいつも心を込めていた 
    わけがありません。 でも、今は意識しています。
    お彼岸だからただ習慣としてお墓参りするのと、
    具体的な亡き人を偲ぶ大切な日として準備するのとでは、
    同じ花でも、お供えのおはぎでも、意味は天と地ほど違うのです。

    さて、また長くなっちゃったので、手短かにトップのいけばな写真の説明を。
    石化柳(セッカヤナギ)に小菊の生花二種生。
    秋から春まで稽古でよくいける花材です。
    取り合わせとしては初心者向きのものですが、生花別伝の上段流(真流)で
    花留めに配りを使用したので、中級者向けの花形になっています。
    前々回の、猫柳にチューリップの生花より、
    同じ柳でも、ちょっぴり大人びた雰囲気が伝わるでしょうか。
    2月28日の記事「猫柳」
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    いけばな

    2011'12.22 (木)

    立花 水仙一色

    立花 水仙一色(拙作)今日、12月22日(旧暦11月28日)は冬至。
    北半球では1年で一番、昼間が短い日です。
    カボチャの煮物を食べ、
    ゆず湯につかって、健康を願いましょう。

    冬至・夏至は年により日付が変わります。
    国民の祝日である春分・秋分の日も、
    同じように日付が変わるのはご存知ですよね。
    夏至・冬至、春分・秋分は「24節気」のひとつ。
    太陽からみた地球の位置を24分割して、
    洒落た名称をつけたもの、これが24節気です。
    地球は太陽の周りを楕円軌道で回っていて、
    しかも月や金星などの引力の影響を受けたり、
    地球の1年がきっちり365日でないこともあり、
    24節気と暦の日付が多少ずれるのです。
    (これらは図にすると解りやすいのですが…。)

    24節気「陰の花 水仙に限る(インノハナ スイセンニカギル)」
    この言葉は前にもご紹介しました。
    12月7日の記事「生花一種生 水仙」
    12月16日の記事「生花一種生 水仙3本」
    さて、この「陰(イン)」とはなんでしょうか?

    まず「陰の季(インノキ)」とは、簡単に言うと、
    冬至の前後3ヶ月ずつ、6ヶ月間のことを言います。
    秋分から春分の前日(節分)までです。
    平成23年9月23日~3月19日(旧暦8月26日~2月27日)
    赤道の北側では、秋分の日から昼より夜の方が長くなります。
    春分の日から夜より昼の方が長くなります。
    つまり「陰の季」とは、1年間の中で、暗い方半分の期間のこと。

    更に「陰中の陰の季(インチュウノインノキ)」があり、
    冬至の前後1.5ヶ月ずつ、3ヶ月間のことを言います。
    立冬から立春の前日までです。
    平成23年11月8日~2月3日(旧暦10月13日~1月12日)
    ほらね!水仙が一番美しい季節とみごとに重なっているでしょう?
    「太陽が日本からもっとも遠くて寒い3ヶ月間に、
     水仙よりすてきな花が他にあるだろうか。
     (だからこの季節には水仙をたくさん飾ろう!)」
    という最上級の讃美の言葉が「陰の花 水仙に限る」の意味なのです。
    (今は寒い国から来た花々が、冬でもきれいに咲いてくれますけどね。)

    この伝書ができたのは江戸時代。日本人はみんな旧暦で生活していました。
    旧暦1月12日ころ(立春前日)を過ぎたら「残花」と呼んで、
    もう季節はずれの水仙を、あまり単独では生けません。
    と言うことは、新暦で言えば、
    2月3日ごろ(立春前日)まではいけて良いってことですよね?
    しかし新暦に変わった現在でも、1月後半になって
    水仙の一種生を盛んにいける人は、私の周りには、あまりいません。
    「陰の陰の季(1月12日ごろまで)にもっとも美しい花である」
    という伝書の文言を尊重し、
    暦が旧から新に変わっても、たとえ庭で綺麗に咲いていても、
    あえて1月後半には水仙を単独でいけないのが、ツウ。
    それは、伝承を未来につなぐ、現代華道人の心意気です。(と思います。

    写真は、一昨年の冬至の日にいけた 立花 水仙一色(拙作)。
    冬至の今日は、水仙の花をいけるに もっともふさわしい日ですよ!

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    土いじり

    2011'11.07 (月)

    乱菊

    菊かごもり一昨日の記事、
    あまりに文字が多過ぎて
    我ながら、読んでくたびれました。
    だから今日はね、軽く、いきます。

    畑の菊を、玄関に飾りました。
    ただ、切って挿しただけ。将来は
    一応華道家を目指しているけれど、
    こんなのも好きなんですよ。

    いろんな小菊を、春から
    さし芽して、増やしてきました。
    品種名は、どれもわかりません。

    畑の菊
     11月に入ってやっと咲き始め、
     色とりどり、にぎやかに開いて、
     昨日の雨で、倒れちゃったのです。
     でも、美しい花の乱れた姿というのもなかなか。
     「乱菊」という
     着物の古典柄の名称も、あるくらいですからね。

     明日は立冬。

       手折ってくれと 言はんばかりの 菊の花
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    いけばな

    2011'11.01 (火)

    カクテル マム

    こんなのはいかがでしょう。カクテルマム
    「カクテル マム」 菊の自由花(拙作)です。

    10月5日、旧暦の重陽の節句に生けた菊の花。
    約1ヶ月の間、黄金色の花弁を徐々に開き、
    大輪の花が高貴な香りを放ってくれました。
    昨夜くらいから葉の色艶が鈍くなって、
    水を吸い上げる力が弱ってきたようです。
    そこで思い切って茎を短く切り、
    カクテルグラスに入れてみました。
    これでまた、2、3日は楽しめます。
    グラスはアクリル製で1個100円。
    あれば、ライムポトスを添えるともっときれいね。
    千両の赤い実をパラパラ乗せても楽しいかな。

    菊は丈夫で扱い易く、とても良い花材。
    いけばなの稽古に使って、相当傷んでしまっても、
    水切りすれば、翌日にはまたしゃんとした姿を見せてくれます。
    小手捻り、押し倒し、サバ折り、うっちゃり。
    いつも、私の乱暴な稽古の相手をしてくれてありがとう。
    (何の稽古でしょう???)
    最後まで、ちゃんときれいに飾ってあげるからね。

    「菊」の学名はChrysanthemum morifolium
    Chrysanthemum(クリサンセマム)=「菊属」の意味。
     ギリシャ語の「chrysos anthemon(黄金色の花)」が語源です。
    最近は省略形mum(マム)で「菊」を指します。
    「ポットマム」=鉢植えの菊
    「スプレーマム」=放射状に咲く菊
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    いけばな

    2011'10.04 (火)

    「菊の節句」

    菊の生花一種生(拙作)です。生花一種生 菊(拙作)
    花器は御玄猪、花留は正式な花配りです。
    今回は古い作品の写真ではありません。
    今年の菊を愛でたくて、さっき生けました。

    明日、10月5日は旧暦の9月9日。
    重陽の節句=菊の節句です。
    なんでまた、旧暦で?とお思いですか?

    日本の節句は本来5回あります。
    1月7日 人日(じんじつ) 七草
    3月3日 上巳(じょうし) 桃の節句
    5月5日 端午(たんご)  菖蒲の節句
    7月7日 七夕(たなばた) 笹の節句
    9月9日 重陽(ちょうよう)菊の節句
    中国では古来、奇数は縁起のよい陽の数とされ、
    祝日として、いろいろな行事が行われました。
    中でも、一番大きな陽の数である九が重なる9月9日は「重陽」の節句、
    1年で一番おめでたい日です。
    日本でも明治までは、重陽の節句を盛んにお祝いしてきました。
    でも私たちには、あまり馴染みがありませんよね。なぜでしょう。

    明治6年に、日本は旧暦(太陰暦・天保暦)から
    新暦(太陽暦・グレゴリオ暦)に改暦になりました。
    それ以前、日本古来の年中行事は、旧暦で行われて来ました。
    旧暦と新暦には、月により1ヶ月から2ヶ月の差があります。
    年中行事をそのまま新暦に移行すると、
    当然、季節感のずれた行事になってしまいます。
    たとえば、1月7日に、春の七草が露地に育ってますか?
    でも温室栽培で、スーパーに「七草セット」が売ってるから大丈夫。
    菖蒲や笹は花が咲かないし、桃も開花期調整が比較的容易です。

    でも、菊はね、本来は短日植物。
    昼より夜が長くならなければ咲かない植物です。
    夏咲き品種の菊で無い限り、露地栽培の菊はお彼岸前には咲きません。
    秋分の日以前にお店に並んでいる菊の切花、あれは実は、
    ほとんどが電照菊か輸入品、または外来品種か改良品種なんですよ。
    新暦9月9日に、季節をたがえて無理やり咲かされた可愛そうな菊を
    たっぷり生けて寿ぐ気持ちに、私はなれないのです。
    たぶん多くの日本人が同様の感情で、
    新暦の9月9日に菊を愛でることをやめたんじゃないでしょうか。
    重陽の節句は、しだいに忘れ去られていきました。
    その代わり、本来菊の咲く10月後半から11月に、各地で菊花展が行われて、
    コンテストやら菊人形やら、とてもにぎやかですね。

    そういうわけで、私は明日、旧暦の菊の節句がとても楽しみです。

    菊酒
    菊の香りを移した菊酒を飲んで、邪気を払い長命を願います。
    京都の法輪寺には、菊酒を飲んで700歳もの長寿を得た
    という中国の菊慈童の像があります。
    菊をお酒に漬け込んで作るのが本当ですが、日本酒の上に菊の花びらを浮かべて、
    香りを楽しみながら乾杯しても雰囲気が楽しめますよ。

    菊花茶
    これは文字通り、菊の花を乾燥したお茶です。
    お湯の中にキレイな菊の花が開き、香りもさわやか。
    ビタミンがたっぷりで、漢方薬では視力回復の薬として処方されます。

    食用菊
    食用菊は、山形産「もってのほか」が美味。天ぷらや和え物に。
    10月下旬から収穫期ですから、これからスーパーに出回るでしょう。

    菊湯
    菊は保温効果が高く身体の芯まで温まるので、夏の疲れを癒すにはピッタリです。
    菊湯に用いるのは、野生種のリュウノウギクという種類だそうです。
    でもこれはよくわからないので、私はカモミールで菊湯をやりますよ。
    カモミールはキク科の植物で「ハーブの女王」。
    お茶として飲めば、身体を温めて、気持ちを穏やかにする効果があります。
    スーパーでティーバックが売ってますから、お手軽に、試してみてください。
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