09月≪  2017年10月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫11月
    いけばな

    2012'01.09 (月)

    苔木(コケボク)

    木苔●●●冬来たりなば春遠からじ●●●
    今日のお散歩。ほら、桜の莟が見えますか?
    あれれ?桜の木が病気かな?
    幹にへばりついてるこれ、なんでしょう?

    これはね、「木苔(キゴケ)」という地衣類。
    茨城県以南の太平洋側の、
    低山地の木の幹や岩などに着生し、
    水分や養分は空気中から取り入れています。
    二酸化硫黄濃度に敏感で、大気汚染が進むと
    生育できないので、空気がきれいかどうかの
    指標植物にもなっているんですよ。

    おはなが住んでいるのは房総丘陵のがけっぷち。
    太平洋の黒潮から暖かく湿った海風が、九十九里平野を駆け上がり
    房総丘陵にぶつかって強い上昇気流が生まれ、雲が湧きます。
    湿度の高い空気が吹き付けて、いろんな木にびっしり木苔が生えます。
    (今日の採れたて写真です。クリックすると少し大きく見られます。)
    梅→梅の木苔 杉→杉の木苔 ツツジ→ツツジの木苔 石にも!→石の木苔

    立花の練習♪さざれ石の巌となりて苔のむすまで♪
    「苔が生える」とは実は永く在る物に対する羨望の言葉。
    いけばなの世界でも、苔はとてもおめでたいものです。
    これが着生した枝を「苔木(コケボク)」と呼び、
    主に梅の苔木をお正月の生花に用います。

    私も都会の友人に、取ってきて欲しいとよく頼まれるの。
    場合によっては他の木についている苔をはがしてきて、
    梅の木に針金で縛り付けて使う事もあるんですよ!
    写真はかなり昔の私の作品。習いたての頃の立花です。
    ちょっと恥ずかしい出来ですけど、苔木の参考として。
    左上の方にズボーンと挿してあるのが梅の苔木です。
    今見ると、花材の取り合わせもめちゃくちゃだわ~

    今日、木苔を観察しながらプラプラ歩いていたら、梅の木の剪定に出くわしました。
    まさに棚から牡丹餅。切り落とした大きな枝を、ただでいただきました!
    明日からゆっくり、梅の一種生でも練習しようかな~♡
    上手にいけられたら、またアップしますね!
    こいつぁ春から 縁起がいいわぇ~♪
    ★最後まで読んでくださってありがとうございます。
     ↓応援クリックしていただけるとうれしいです。

       にほんブログ村 花・園芸ブログ フラワーデザインへ       FC2ブログランキングへ

    いけばな作品タグ
    (季節)冬 (花型)立花正風体 (花器)陶器 (花留)剣山 (花材)ウメ (花材)コデマリ (花材)アイリス (花材)ツバキ (花材)イブキ (花材)コギク 


    23:00  |  コメント(14)  |  トップへ  |  EDIT
     | HOME |