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    いけばな

    2016'08.02 (火)

    生花一種生 秋海棠

    生花一種生 秋海棠(シュウカイドウ)。生花一種生 秋海棠
    先日、生徒と一緒にいけた私の作品です。

    秋海棠はベコニアの仲間で、野山に自生する多年草。
    京都、貴船川の土手には、ピンク色の花が
    いっぱい咲き乱れていて綺麗です。
    生花正風体にいけるときは、自然の姿を映して、
    行か草の形にいけます。花器の選び方もしかり。

    生徒に花をいけて見せるときは、
    あまり時間をかけられないので、
    花材の包みを開いたら、瞬時に枝ぶりを見極め、
    花型を決め、花器を選ばなければなりません。
    いける所作、後始末の手際、全部見られています。
    自分自身の稽古とは違う気合いが要ります。
    その緊張感が結構楽しくて、はまっています。

    「秋海棠 西瓜の色に 咲きにけり」 松尾芭蕉
    なんだかおいしそうですね。
    秋の季語らしく、そういえばもうすぐ立秋です。
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    いけばな

    2013'07.15 (月)

    いけばな指導者講習会

    いけばな指導者講習会に参加しました。ヒマワリの自由花
    自由花は、池坊いけばなの花形のひとつです。
    初心者にやさしく解かりやすく教えるために、
    自由花を体系的にまとめたテキストがあります。
    そのテキストを使った指導方法の講習会でした。
    写真の私の作品の分類はマッス/ななめ/応用。

    自由花指導の画一化を懸念する意見があるのも
    聞いていますが、受講してみたかぎり、
    このカリキュラムはとてもよく練って作られていて、
    合理的分類と、必要最小限の論理説明がなされ、
    大切な部分は教授者の指導力に託されています。
    これ、なかなか使いやすいんじゃないかな。

    花材も人間も(先生も生徒も)みんな生きものだから、
    それぞれに尊重しあい、長所を互いに活かしあうのが、池坊の理念。
    きっちり整理整頓しすぎないのが、日本古来のいけばなの良さなんですよね。
    私は、自分の師匠以外の先生に教えていただく機会を得たときは、できるだけ
    心を近寄せて、その先生ならではのものを見つけて吸収するように努めています。
    今回もとっても素敵な先生、溢れるように教えてくださって、
    いけばなへのひたむきな情熱と、サービス精神を見習いたいと思いました。

    文明堂のハニーカステラ帰り道は東京駅経由。2日間、朝、気持ちよく
    送り出してくれた家族に、東京土産をと思い、
    ひよこ饅頭探しましたが見つからず、代わりに
    目に留まったのは、文明堂のハニーカステラ。
    家で開けてみたら、なんと桐箱入りです
    こんな高級カステラは、一生に一度かも。
    箱は食べられません。店員さん説明不足ね。
    でも美味しかったなぁ。






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    2012'08.03 (金)

    秋恋ひし

    秋恋ひし秋の気配を、広口の水盤で盛花に。
    連日の猛暑で寝不足、そして
    ロンドンとの時差にお疲れぎみの皆様へ
    いけばなで暑中お見舞い申し上げます。
    手近にある草花ばかりで、技巧に凝らず
    ただ水揚げだけには気を配りました。

    花の稽古場の多くが、8月はお休みです。
    暑さで花材がもたないのと、
    人の集中力も続かないからです。
    でもね。
    受験勉強も夏休みが勝負でしょう?
    実はいけばなも、稽古のない8月が大切。
    かねてから憧れていた格上の花形や
    初めての花材を、自主練習するも良し。
    冷房の効いた部屋で
    厚い指南書をじっくり読むも良し。
    各地で夏期講習会なども開催されます。
    8月の過ごし方で、秋(文化の秋)の
    スタートのキレが違ってきますよ。

    さあ、まずは汗を拭いて、
    ゆっくり涼風にあたってください。
    今、冷たい飲み物でもお持ちしますね。
    携帯のかたはこちらからどうぞ→秋恋ひし
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    2012'07.20 (金)

    なでしこの宝船

    入船
    いけばな池坊の伝書には「三船生方の事(サンセンイケカタノコト)」という項があり、
    「出船(デフネ)」「入船(イリフネ)」「泊船(トマリブネ)」のいけ方が説かれています。
    写真の花形は「入船」。花材は夏櫨(ナツハゼ)と撫子(ナデシコ)。5年前の拙作。
    「入船」は別名「宝船」とも称し、魚を満載して帰って来た船を表現します。
    いかにも荷重たげに船尻を少し下げて、床の間に吊るし、
    受賞や還暦など、人生の成果を寿ぐ、祝儀の席に飾ります。
    反対に「出船」は勢いよく出港する船なので、
    前のめりに舳先を下げ、帆にいっぱいの風を孕むように形作ります。
    入学、就職、結婚など、新たな門出を祝うときにいけます。
    「泊船」は以前に載せましたよね。4月23日の記事「燕子花の生花『泊船』」

    20120720180329.jpg  20120720180329 (1)  20120720180329 (2)
    大和撫子(ヤマトナデシコ)は日本古来の川原撫子(カワラナデシコ)の別名。
    川原撫子は、花びらが薄く細かい裂の入った見るからにたおやかな花です。(左)
    対して、唐撫子(カラナデシコ)はちょっとごっつい感じの、セキチクのこと。(中)
    ナデシコとセキチクとカーネーション(右)は、みなナデシコ科ナデシコ属で親戚です。
    撫子(ナデシコ)の名は、万葉集に「形小さく色愛すべき、愛児に擬す」とあり、
    「撫でたいほど愛しい子」に由来します。可愛いらしい女性=恋人の暗示も。
    奥ゆかしい日本女性の代名詞と思われがちですが、
    花言葉には純愛・無邪気の他、才能・大胆・勇敢 などあります。
    なるほど、なでしこジャパン。お宝を持って揚々と凱旋しますように!
    学校はダメでした。ほんとうは今日「出船」を掲載したかったのですが。
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    2012'06.19 (火)

    フラワーカクテル(自由花)

    フラワーカクテルもしかしたら
    「きれい」と「おいしい」は
    限りなく近いのかもしれない。
    「楽しい」と「嬉しい」だって
    大差無いような気がする。

    おいしいものを見て不愉快になる人は
    めったにいないだろうから、
    より多くの人に愉快な気分に
    なってもらうには、おいしそうなものを
    並べて見せるのが、手っ取り早い。

    という理念で、京都の研修所でこんな花をいけました。暑い季節でしたから。
    アクリルアイスをたくさん入れて、冷たくておいしそうな感じに仕上げました。
    これ、フラワーアレンジメントではありませんよ。れっきとした生け花です。(笑)
    生け花をまだよく知らない人に、上手く説明するのがなかなか難しいのですけど、
    池坊の生け花には、こういうのもあるんです。自由花(フラワーアート)と言います。
    自由花は規矩やルールが無く自由な花。そして花を生かしてあれば、生け花です。
    ただし造形作品は、見た人の心を なにがしか ゆり動かしてこそ意味のあるもの。
    例えば前衛芸術であれば、見て嫌悪感を感じるのもひとつの効果ですが、
    生け花芸術は、できれば快い感動で、多くの人の共感を得たいものです。

    この花がどこかのカウンターの隅にでも置いてあって、だれかの目に触れたとき
     ちょっと涼しく感じてもらえたなら。
     待ち時間を少しでも、短く感じてくれたなら。
     汗が引いて、おなかがキュウと鳴ったなら。
    それで作者冥利に尽きる言うもの。題名も能書きも名札も不要です。
    どうでしょう、これをあなたの傍に置きたいと、感じていただけたでしょうか?

    関連記事:
    7月の花 7月の花
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    2012'05.30 (水)

    オクラレルカという植物

    生花三種生 オクラレルカ初夏の生花三種生です。
    緑色がきれいなオクラレルカ 
    涼しげな縞フトイ 赤いヘリコニア 
    京都のいけばな研修所での初期の作品。

    午前中の講義で先生は、植物の出生と
    植物の持つイメージの話をされました。
    「大きいものには小さいものを取り合わせ、
     強い木には風の吹くような草を添える。
     何に何をあわせるかに、思いを込める。
     オクラレルカは水の中に生えていると
     普通、皆さん思っているでしょう?
     私がいけばな講師としてアメリカへ行った時、
     ホテルの庭にオクラレルカが生えていました。
     普通の芝生の脇に、水の無いところに
     オクラレルカは生えていました。
     でも、イメージ的には水生植物ですよね。」

    午後の実技のテーマは「思いを込めて三種生を生ける」でした。
    私は、オクラレルカを生けました。できるだけ水面を大きく見せる花器を選び、
    水生イメージの草2種類を取り合わせ、オクラレルカの葉にたっぷり霧を吹きました。
    私が先生の話を忘れちゃったからそんなことをしたのか。
    それとも、オクラレルカは本当は陸物だという先生に対して、
    水物のイメージを貫いてやろうと果敢に挑んだのか。(笑)
    今となってはもう思い出せませんが、
    とにかく、私はオクラレルカを水生感たっぷりに生けあげました。そして先生は
    お手直しの際、「なるほど。完全に水物だね。」とおっしゃって笑いました。

    多くの人が水辺に生えていると思いこんでいるオクラレルカを
    本当に水辺に生えているのように生けて、
    それを見た多くの人が納得できるなら、それはそれで良し。
    先入観や思い込みに基づく表現であっても、(たとえ事実に反していても)
    見る人の腑に落ちて心地良いのなら、ありではないでしょうか。
    いけばなは、そういう世界だと私は考えます。
    植物の命名の由来も、けっこうイメージ先行なのを 前に書きましたよね。
    平成23年6月7日の記事「トルコキキョウの名前の由来」
    理論も感性もどっちも大切、人間は柔らかい生き物だから。

    そういえば、先日テレビで見たのですが、
    震災の復興支援活動をしている東北のお坊さんが、おっしゃってました。
    「『あの角を曲がると漆の木がある。』と言うと、
     聞いた人は、角が近づくにつれ痒くなるんですね。
     実際にかぶれてしまう人もいる。
     それほど人間は、感情の生きものです。
     そういうことを、感情論だと言って切り捨てるべきではない。」

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    2011'08.12 (金)

    魚道生 目に見えないもの

    生花二種魚道生(拙作)ゆっくりと体調が良くなりつつあるので、
    すっかりご無沙汰してしまった
    いけばなシリーズの再開です。

    生花二種生 株分、魚道生(拙作)
    読み方は、ショウカニシュイケ カブワケ ギョドウイケ
    男株にフトイ、女株に燕子花カキツバタ
    魚道生には一番ポピュラーな花材です。

    フトイと燕子花の間を、魚が泳いで通るのが
    見えますか?
    燕子花が、魚のひれに押されて揺れるのを
    感じていただけますか?
    それが「魚道生」です。

    文学も、書画も、総じて
    日本文化は、空間・余白を大切にしていて、
    見る人の心を夢幻に遊ばせるのが得意です。
    いけばなも、またしかり。
    植物の隙間にできた空間にこそ、実は意味がある。深い深い世界なんですね。

    明日からお盆です。
    明日になったら、ご先祖様は本家の仏壇に行ってしまうので、
    今日は、まだお墓にいる間に、お参りに行ってきました。
    きれいに掃除が行き届いていて、本家の安泰にほっとしました。
    我が家にはまだ仏様はいないので、私は、お盆のしきたりをあまり詳しく知りません。
    でもこの季節になると、母が昔話をするので、なんとなく覚えました。

    ご先祖様はあの世から馬に乗ってやって来て、牛に乗って帰るから、
    キュウリに「おが」を挿して馬を作り、ナスで牛を作る。
    あの世から来る道中で汚れた手足を洗うための、洗面器とタオルを外に出しておく。
    お団子でお迎えして、そうめんでもてなし、
    おむすびを持たせて温泉旅行に送り出し、帰ってきたら天ぷらを食べさせる。
    と母は言うのですが、ほんとかな!?
    宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」のお湯屋みたいのが、あるのでしょうかね。

    お盆は、仏教行事に土着信仰が混ざって、摩訶不思議な文化になっていますよね。
    大自然への畏怖畏敬の念、目に見えない精霊を大切にする心と形。
    ままならない自然に運命をゆだねて米を作る、農耕民族の文化。
    ふるさとの山も川も、ずっと変わらずにあって欲しいと願います。

    見えないけど、おじいちゃん おばあちゃん、ゆっくりして行ってね。
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    いけばな

    2011'07.27 (水)

    燕子花の夏花

    カキツバタの夏花今日、燕子花の夏花が咲きました。
    え?燕花子の旬って、5月じゃない?

    そう、5月から6月にかけて、美しい
    花をたくさん見せてくれた、
    あの燕子花(カキツバタ)たち。
    ひとつの苞から、つぼみが次々に出てきて、
    6月には、2番花どころか
    4番花まで咲いたのもありましたよ。
    5月15日の記事「燕子花の2番花」
    その後、梅雨も終わって
    しばらくは花が休憩していました。
    燕子花のプランターを庭から畑に移して、
    お礼の肥やしをたっぷりやって、
    お芋が太るように、乾燥ぎみに管理していました。
    ところが先週、台風6号が、ゆっくりゆっくり移動して雨が長く続きましたよね。
    それで、またプランターの水位が上がり。

    たいへんだ たいへんだと咲く 燕子花

    燕子花の生態について → 5月9日の記事「生花一種生燕子花」

    立花 燕子花一色(拙作)燕子花の夏花は春花のように、
    すくすくと素直な姿ではありません。
    花の茎がくねっていたり、
    葉の先がぐるぐる巻いていたり、
    とても変化があります。
    だから、生けるのが難しいけれど、
    その分おしゃれな生花になりますよ。
    また、春より葉が硬いので、
    ワイヤーを通しても切れにくく、
    立花にも向いていますね。

    写真の作品は、立花 燕子花一色(拙作)、
    盛夏の表現。先生のお宅でのお稽古です。
    春の作品の写真と比較して見ると、
    雰囲気の違いがわかりますでしょ?
    5月4日の記事「立花 燕子花一色」
    5月の燕子花が「娘盛り」なら、
    7月のかきつは「女盛り」と言ったところでしょうか。
    何度生けても飽きない、本当に魅力的な花です。

    次回は燕子花の「株分けの生花」の予定です。
    カキツバタ関連の記事を全部見るには、ここをクリックしてください
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    2011'07.21 (木)

    はす 花展の花 制作過程

    はすの自由花(拙作)の制作過程を公開します。
    こういうのは普段、あまりひと様にお見せすることはありません。
    花展で、自分の最高の完成作品を見ていただくのが、本来のあり方ですからね。
    でも前にも書きましたが、2年間の試行錯誤の中で、考えすぎちゃった結果、
    花展当日の作品が、完成度の一番高い状態とは、私には思えないのです。
    他になりわいを持っていて、いけばなに集中できる時間の制約も相当あったので、
    仕方ないと言えば仕方ない。とは言え、あ~修行不足、トホホ。
    だからそれを補うためにも、今、皆さんに、いっしょに見ていただくことで、
    私は勉強し直そうと思います。

    1①これが最初の素案です。
     古いものから順に並べてあります。
     写真をクリックすると少し大きくなります。
     ガラスの中に「白い人」が入っているのがわかりますか?

    2②それから少し考えて、縦長になりました。
     花展会場の席の割当サイズは、縦横だけ決まっていますが、
     上は天井まで使ってよいのです。
     「大きいほうが目立つ」という打算が働いたのかも…?
     ここまでは自宅での試行錯誤です。

    3③これは稽古場での練習です。
     襖の模様が映って綺麗でしょう?
     私が一番気に入っているのはこれ。
     先生が後でじっと見ていたので、
     気持ちが引き締まって
     緊張感のある作品に
     なっていると思います。
     この作品を作っているとき、
     私の頭の中にあったイメージは
     「夢見る蓮」でした。
     小さなかわいい蓮のつぼみが
     水面下で、明日大きな花を咲かせる
     夢を見ている。
     うしろの大きな花は、
     手前の小さいつぼみが見てる夢、希望の現れなのです。
     だから、本当は開花が欲しかったのだけど、
     花展の前の週に台風が来て、蛇池があんな事になってしまい…。
     7月15日の記事 ロータス タイフーン

    4④ところが、残念なことに、「夢見る蓮」の意図は、
     先生に上手く伝わりませんでした。
     「つぼみが水没していると、花がおぼれているように見える。」
     と指摘され、水面より上に出すように指導がありました。がっかり。
     これは花展1ヶ月前のリハーサル。

    15⑤本番は、なんだか面白みのない作品になってしまいましたね。
     でも、制作過程を通して、蓮の扱い方に慣れて、2日間ちゃんと
     きれいに咲いていましたから、それだけでも良かったのかな?
     花展は私ひとりのものではないので、
     先生にはきっと深いお考えがあったのでしょう。

    16⑥これは横から見たところです。
     大きなつぼみは、水の中ではなく、外にあります。
     ガラスの花器の水レンズを通して、
     花が、より巨大に見えるようになっているのです。
     ①の素案の「白い人」も同様のトリックですよ。

    蓮づくしは今日で終りです。ご覧いただきありがとうございました。
    ハス関連の記事を全部見るには、ここをクリックしてください
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    2011'07.15 (金)

    ロータス タイフーン

    103台風6号マーゴンが日本に接近中です。
    台風のネーミングっておもしろいですね。
    今年は台風の当たり年でしょうか。
    「水」がテーマの花展があった年も、
    台風の当たり年でした。
    私は2年がかりで、蓮の自由花を作りました。

    お盆が近づくと、近所の八百屋さんでも
    昔は、ハスの花を売っていたものですが、
    最近は、花屋さんに1ヶ月前から特注
    しなければ、ハスの花は買えません。
    しかもたいへん高価です。

    レンコン栽培農家は、
    この近辺にいっぱいありますが、
    花や葉を切るのをとても嫌がります。
    切り口から水が入って、
    肝心のレンコンが腐るからです。
    食用栽培のハスは花材にはできません。

    千葉公園の大賀ハスは、二千年前の遺跡から出た、古代ハスの種が発芽したもの。
    とても可憐な一重の大きな花が、夢見るように咲いています。
    でも、公園のハスの花も、遠くから見るだけですよね。

    ハスの花材調達のためには、自生地を探さなければ…。

    ここは我が家から車で20分の、蛇池。 おぉ、見渡すかぎりのハスだわ!!!
    101  102  アオダイショウ  ウシガエル
    蛇池は、かなり広く深い農業用水池です。ここのハスは自然に増えたもの。
    用水池としてはハスの繁茂は迷惑ですし、釣人も糸が絡むのでハスを嫌います。
    ここで私が花をとっても、困る人は誰もいません。
    アオダイショウやら、ウシガエルやら。みなさん、お邪魔いたします。

    105岸から裸足で池に入って、
    尻餅ついて、びしょびしょになりながら、
    ハスの花を採取することができました。
    その年は雨不足で、比較的浅いところに
    たくさん咲いていました。
    何度も通って、生態観察し、
    水揚げ方法もマスターできました。

    ところが翌年、
    花展本番の年は、台風の当たり年で、
    写真で見えている草原も完全に水没して、
    岸から届く距離に花はありませんでした。
    花展5日前には台風が来て、池はさらに増水。
    仕方なく、釣人用のボートを借りて、
    ハス群落に近づき、高枝切り鋏でとりました。
    命がけの花材調達でした。

    「智目行足」「いけばなは足で生けろ」の実践。
    でも、もうちょっと、楽な花を選べばよかった…
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