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    いけばな

    2013'01.01 (火)

    言祝(ことほぎ)の花

    南天と水仙の生花

    初春のお慶びを申し上げます。
    本年もどうぞよろしくお願いします。

    今年最初のいけばなは、南天と水仙の生花二種生(拙作)です。
    紅白の彩りが祝儀の席にふさわしく、
    年賀の床の間を飾る花として、代表的なとりあわせのひとつです。
    南天の花言葉は「私の愛は増すばかり」「良い家庭」。すてきでしょう?
    また南天(ナンテン)は「難を転ずる」に通じ、とても縁起の良い植物です。

    こういう語呂合わせ、くらしの中にもけっこうありますよね。
    スルメイカ(寿留女烏賊)のことをアタリメ(当たり目)と言ったり。
    葦=アシ(悪し)をヨシ(良し)と読んだり。
    黒豆(まめに暮らす)昆布(よろこんぶ)鯛(めでたい)など縁起を担ぐお節料理も。

    ただの駄洒落ではありません。
    日本は古来「言霊の幸はふ国(コトダマノサキワウクニ)」
       (言葉の霊力が幸福をもたらす国という意味)
    「声に出した言葉は現実の事象に影響を与える」と神道では考えるそうです。
    物事を良いほうに解釈して声に出すことで、
    その幸せを自分の方に引き寄せる力が、日本語にはあるのです。
    嬉しいときや楽しいこと、感謝の言葉を、今年もどんどん声に出して参りましょう!
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    2012'03.16 (金)

    お彼岸の花

    石化柳と小菊の生花ぼちぼち、良い季節になりそうですね。
    皆さんお彼岸にはお墓参りをされますか?
    掃除道具とお線香、お供えのおはぎとお花。
    スーパーのチラシでも小菊を中心とした
    500円位の仏花を見かけるようになりました。

    池坊いけばなも、そもそもは
    「仏前の供華(ブツゼンノクゲ)」です。
    聖徳太子の護持仏を、小野妹子が
    出家してお守りしたのが池坊の開祖。
    毎朝お花を手向けてお祈りをしたのです。
    その後、室町時代に他の文化とともに発展し、
    安土桃山時代には座敷飾りとして隆盛を極め、
    江戸時代に様式が整い、現代に続いています。

    「仏前の供華」とは、仏様に供える花のこと。
    仏壇や仏像の前にある、金色の蓮の造花が、仏前の供華です。仏前の供華
    生々流転や大宇宙を表現する形に作られています。
    お彼岸が近づくと、花屋さんの店頭でよく目にする、
    小菊を中心としたミックス花束。あれも仏前の供華用。
    多くの日本仏教では、亡くなった方はみんな尊い仏様になるから
    尊敬の念を込めてお花を差し上げるのが「仏前の供華」です。スーパーの仏花

    だから、ゴムで束ねたままバサッと挿し込んじゃダメですよ。
    ご先祖様のお顔を思い浮かべながら、1本1本丁寧に、
    花立てに挿し入れてください。そして1本は、
    向こうから見て美しいように挿してあげてください。

    私の花の師匠の随想録から引用。
    「農家の方から『仏様に』と菊の花をいただいた。
     ハッと心に深く響いた。
     若い頃、弟子の失敗作を手直ししながら
     『これではお墓の花のようです』
     何気なくそんな表現をした私は、何と軽率であったろうか。」

    このちょっと前に、師匠はお母様を亡くされています。

    仙人のような師匠でさえ、そういう若いときがあったのですから、
    凡人の私が、お墓参りの花にいつも心を込めていた 
    わけがありません。 でも、今は意識しています。
    お彼岸だからただ習慣としてお墓参りするのと、
    具体的な亡き人を偲ぶ大切な日として準備するのとでは、
    同じ花でも、お供えのおはぎでも、意味は天と地ほど違うのです。

    さて、また長くなっちゃったので、手短かにトップのいけばな写真の説明を。
    石化柳(セッカヤナギ)に小菊の生花二種生。
    秋から春まで稽古でよくいける花材です。
    取り合わせとしては初心者向きのものですが、生花別伝の上段流(真流)で
    花留めに配りを使用したので、中級者向けの花形になっています。
    前々回の、猫柳にチューリップの生花より、
    同じ柳でも、ちょっぴり大人びた雰囲気が伝わるでしょうか。
    2月28日の記事「猫柳」
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    2012'02.02 (木)

    京都 八坂神社の節分祭

    舞妓京都 いけばな研修所の研修日程が、
    ちょうど節分に当たった年がありました。
    せっかくだから、仲間2人と待ち合わせして
    八坂神社の節分祭を見に行きました。

    京都花街の芸妓舞妓による奉納舞踊を拝見。
    この舞妓さんの舞はすばらしかったです。
    シナのつけ方が、特別美しいのよ!
    舞妓さんは若いし白塗りだから
    どのひともみんなきれいだけど。(笑)
    舞の技量には素人目にも若干の差があり、
    上手いひとは格別べっぴんに見えます。
    真剣勝負の芸の世界。勉強になりました。

    舞妓2出番が終わって、福引の景品を両手で抱えて、
    嬉しそうなあどけない顔も、これまたかわいい!
    はしゃぎすぎて、草履が八の字になってますよ。
    もう7、8年ほど前のことだから、今頃はきっと
    売れっ子の芸妓さんになっているのでしょうね。

    生花一種生 レンギョウ私たちは福豆とおひねりを拾って、
    Sさんは立派な景品を当てました。
    景品がなんだったか忘れちゃったけど。(笑)
    SOちゃんと私は、お菓子の袋が当たりました。
    けっこう、くじ運が強いのよね、私たち。

    翌日の、立春の日の研修で生けたのがこれ。
    レンギョウの一種生、生花別伝 上段流枝です。
    (ショウカベツデン ジョウダンナガシ)

    霜ふみふみ 猫が春を呼んでいる  はな
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    2011'06.17 (金)

    燕子花(カキツバタ)大暴れ

    生花一種生 燕子花(拙作)各地の花ショウブが見ごろを迎えました。
    燕子花の最盛期は、もう
    過ぎてしまいましたでしょうか?

    さあこれからが、いけばなの
    燕子花のおもしろい季節ですよ。
    6月の燕子花、佳境を過ぎて大暴れです。
    雨に打たれ、風に倒れた葉の姿、
    咲き遅れた花が、縦横無尽に変化して、
    あらゆる表現のモチーフとなり、
    いけばなを志す人の腕が鳴る季節。

    写真は生花一種生 燕子花(拙作)です。
    左体 陰方副(ヒダリタイ インポウゾエ)
    中段流(チュウダンナガシ)の手法。
    見せ場は中段流。
    思いきりうしろに振り出しています。
    律を取って必然的に体が左に出ましたので、
    あえて左体と声高に称さなくてもよいでしょうね。
    これらの技法は、
    池坊「生花別伝」という伝書にあります。

    理屈は と も か く 
    大暴れの燕子花を生ける楽しさは、写真をみれば、分かっていただけるでしょう?
    (上手いのと楽しいのは別ですよ 念のため。)
    基本さえおさえれば、結構なんでも有りの燕子花の生花。
    水陸(スイリク)、魚道(ギョドウ)、茶花(チャバナ)etc.
    このあと秋まで、燕子花のいけばなは、たびたび登場します。お楽しみに
    燕子花の入っている、いけばな作品の記事を全部見るには、
    いけばな作品タグ:(花材)カキツバタ へどうぞ。

    ところで、これを見ると
    燕子花の生花って、なんとなく色彩が寂しいと思いませんか?
    良心的な花材は、かたいつぼみの状態で来て、花は生けた翌日咲くので、
    稽古場で撮った写真はほとんど、こんな感じですね~。
    だから、カラフルな花ショウブの生写真をおまけしておきます。  
    これは「ひめはるの里」の花ショウブ。
    母が脳梗塞で倒れてから、なかなか見に行けないので、かなり古い写真です。
    (燕子花に比べて、花ショウブは生ける機会がとても少ないので
     御供覧に耐える作品写真が見つかりませんでした。 )  
    クリックすると少し大きく見られます。
    花ショウブ  花ショウブ  花ショウブ  花ショウブ園での父母
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    2011'05.15 (日)

    燕子花の2番花

    2番花さん こんにちは 1番花さん さようなら 燕子花 ビューティフル!
    わぉ、ビューティフル!燕子花って、なんて美しい花なの?

    6月になると、池のカキツバタの葉もあばれてくるし、
    1番花はさよなら、2番花が出てきます。
    たまには3番花が出てくることもありますよ。
    2番花は1番花より、少し小ぶりで紫が濃いですね。
    1粒で2度おいしい。燕子花って、本当に素敵な花だなあ。

    生花一種生 燕子花(拙作)写真の生花は6月頃の表現です。
    ちょっと気が早いけど、いけばなは季節先取り。
    花器は「御玄猪」(オゲンチョ)です。
    名前の由来は足の部分のもくもくしたところが
    猪の顔に似ているから、と言う方もあれば。
    宮中で「亥の子餅」を乗せた丸三宝の形を模して
    考案された花器だから、という説もあり。
    銅製や鉄製があります。
    中に「花配り」という、
    Yの形の馬酔木(あしび)の枝を
    つっかえ棒にして花を留めてあります。
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    2011'05.09 (月)

    生花一種生 燕子花

    生花一種生 燕子花(拙作)「いけばな」の記事が、
    みなさまに喜んでいただいているようなので、
    嬉しくなっちゃった。
    調子に乗って、第4弾です。

    と言って選んだのが、また燕子花。
    だって、好きなんだもの♪

    カキツバタは、普通、水辺に生えていますよね。

    我が家のカキツバタも、
    2年前までは、田んぼで育てていたのですが、
    わけあって田んぼは埋められちゃったので、
    カキツバタは少しだけプランターに残しました。
    近所の用水池にも、内緒で少し植えて来ました。
    そうやって、花材として将来使えるように、
    家の周りの大自然のあっちこっちに、
    私の植物をひそかに育てています。

    カキツバタは、普通、池の中に、水に浸かって咲いていますよね。
    でも、この植物が本当は水に浸かりたくないって、知っていました?

    春になり、地下水位が上がってくると、燕子花は雨期の到来を感じ、
    「たいへんだ、早く花を咲かせないと、水没して子孫が残せない」
    と思って、つぼみを伸ばし始めるのだそうです。
    水かさが増えると、たいへんだ、たいへんだ、とどんどん咲く。

    え~本当?
    私も嘘だと思ったの。
    それで、苗を買って使わない田んぼに植えてみたんですよ。

    本当でした。
    常に水をはっていると、嫌がって、2、3年で株全体が陸の方に移動してしまう。
    そして、そのまま陸にしておくと、花が咲かなくなりました。
    やっぱり水は要るんです。でも水が好きなわけではないらしい。
    微妙な花ごころ…。
    花の季節だけ、田んぼに水をたっぷり入れて、他の季節は水を抜いてやるの。
    水位の調整で、1月に珍花(季節はずれに咲く花の事)を咲かせる事もできました。
    逆境にあって花は美しく咲く。本当に驚かされます。
    それを私に教えてくれた仙人も、若い頃、これをやってみたのではないでしょうか…。

    今回の写真は、5年くらい前の研究会での作品です。
    4月27日の記事の写真とはだいぶ趣が違うと思います。
    5月中旬の表現です。
    季節が進むと、もっと妖艶になったり、老練になったり。
    燕子花は四季を通じて生けられる、楽しみの多い花材。
    だから、私は燕子花が大好きです
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